【トライオートETF】これからナスダック１００トリプル（TQQQ）の運用を始める際の注意点【手動】

ということで今回はインヴァスト証券の自動売買「トライオートETF」でこれからナスダック１００トリプル（TQQQ）を運用する際の注意点をまとめました。

そもそも今から始められるのか

2021年7月16日、インヴァスト証券はTQQQの取引制限に係るお知らせを出しました。

制限の背景はさておき

2021年7月31日（土）～期間無制限で、TQQQの自動売買注文が制限されることとなりました。

これにより、既に稼働させている人を除き、これまで可能だった認定ビルダーが設定した自動売買プログラムなどによる自動売買が出来なくなりました。

た・だ・し

『マニュアル注文について　これまで通りご利用いただけます。』

とされています。

マニュアル注文は、自動ではなく”手動”で売り買いの操作を行う注文方法です。IFD注文もできます。

つまり、自動売買の制限はされましたが、TQQQの取引が完全に出来なくなったわけではないのです。

手動TQQQの注意点

ここでは、私が実際に手動で取引してみて感じた注意点をお伝えします。

注意点は大きく３つ

①注文は最低10口から
②現在価格より下→指値、上→逆指値で仕掛ける（2022/02/06修正）
③手動なので1回1回仕掛け直し

①注文は最低10口から

TQQQの最小取引単位について、自動売買の場合は1口ですが、手動の場合は10口です。

そのため、1口単位で面的に注文を敷き詰めて細かな値動きも拾っていく、という手法は手動では使えません。

大きな値動きを拾ってドッカンドッカンと利益を得ていく戦法になると思います。

②IFD注文で現在価格より下→指値、上→逆指値で仕掛ける

手動（マニュアル）注文には成行、指値、IFDなどの注文方法がありますが、IFD注文が一番自動売買に近いです。

また、連続予約注文を行ったことがある方なら常識かもしれませんが、（というよりFXやっている人なら常識なのかも）

IFD注文の場合、現在価格より下に注文するときは”指値”注文、現在価格より上に注文するときは”逆指値”注文をします。

上の写真だと、現在価格より上に設定していようとしていますが、青〇部分が”指値”になっているので注文することが出来ません。

一括で設定が出来る自動売買と違って、一つ一つの注文を丁寧に行わなければなりませんね。

③手動なので1回1回仕掛け直し

これはTQQQというより手動で行うこと全般に言えますが、たとえIFD注文でも、買い→売りが1回成立したらその注文は消えるので、もう一度注文しなおす必要があります。

この点で自動売買よりは当然手間がかかります。

ただ、①で10口制限があり、（元本にもよりますが）そんなに注文を敷き詰められるわけではないので、そこまで手間にはならないのかもしれません。

実際の運用

さて、物は試し、早速ひなも始めてみました。

元本１００万円で２０２２年１月１８日からスタートです。

チャート横軸のうち、赤色がポジションをもっているもの、ピンクが未保有（発注済み）、緑が現在価格です。利益幅は８ドルで設定しています。

とりあえず開始時の現在価格より下に１ドルづつ下げて注文し、大きな下げを拾う目的で50付近にも１つ仕掛けています。

元本１００万円でリスクを抑えて発注しようとすると、１０本～１２．３本が限界かと思います。

2022年5月31日現在の利益です。

累計で＋81,299円です。やはり1発の破壊力はありますね。

年利10％目標なら、今仕掛けている約10本が全て決裁されれば達成となるので、気長に上昇を待つ戦法で行きたいと思います٩( ”ω” )و

2022/05/31追記　50万追加してトラップを追加

年明けから（というか私が始めてから）右肩下がりで価格が下がってきており、2022/05現在は一時30ドルを下回る展開となっていました。

上の方で気長に待っていても良かったんですが、これはもう仕込みの大チャンスということで、居ても経ってもいられずに資金を50万円追加してトラップを敷き詰めました！

2022/05/31現在の口座状況とトラップ状況はこちらです。

一応20ドルまでは下がっても良いように敷き詰めましたが、26ドル付近で折り返してくれました(^^♪

ようやく上昇フェーズに入りそうなTQQQ、2022年後半も目が離せなそうです！

まとめ

▼TQQQは手動なら今からでも参戦可能
▼発注口数、注文方法に気を付ける必要あり
▼一回の利益は大きいので上手く仕掛ければ爆益の予感

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