こんばんは、ひなです。
現在、私は資産の約半分、投資額の約80%を某大手証券会社のファンドラップという商品に投資しています。
今回は、このファンドラップについて、方向性を考えたいと思います。
↓資産状況の詳細はこちらを参照
【目次】
○ファンドラップとは何か
○現在の状況
○今後の方針
○ファンドラップとは何か
ファンドラップ(Fund Wrap)は、投資一任運用サービスの一種で、顧客のリスク許容度や投資目的に合わせて、金融機関の専門家のアドバイスをもとに異なるタイプの複数の投資信託(ファンド)を選び、これらを組み合わせて運用するサービスをいいます。具体的には、運用前のヒアリングから、投資方針の提案、実際の運用、報告や見直しまで、トータルなサービスが受けられます。
要するに、投資はやりたいけど何にどのように投資したらよいか分かりません☝( ◠‿◠ )☝って人のために、プロである証券会社が手とり足とりやったりまっせーって感じです。
ファンドラップのメリットは、個々の投資家のリスク許容度、運用方針に合わせて柔軟にポートフォリオを構築・運用してくれるため、素人が下手に組んだポートフォリオよりも安定して運用することができる点です。
一見すると、いいじゃないって感じですが、実はデメリットがかなり大きいです。
デメリットの最たるものは、『コスト』です。
ファンドラップのコストには、口座の管理手数料と、投資に係る顧問手数料がかかります。
一般的に、手数料は預けている総資産の1〜2%です。
○現在の状況
では、実際に私が運用しているファンドラップ口座の状況を見ていきましょう。
私は、2019年7月に、500万円でファンドラップを始めました。
現在の評価額は、486万円ですので、約14万円の含み損ですね。
ここで注目していただきたいのは、手数料です。
現在約14万円の含み損ですが、そのうち、手数料が約6万円かかっています。
しかもこれは固定費のため、確定損失です。痛いですね。
なお、一応推移も載せておきます。
2020年1月までは、半年で約20万円のプラスになっており、景気の後押しもありかなり順調な運用でした。
しかし、コロナショックにより一時は▲70万円近くまで評価損が出ています。
現時点では、ようやく戻り始めたといったところでしょうか。
○今後の方針
さて、一旦は落ち込みながらも少し回復傾向にあるファンドラップですが、正直近いうちにやめようと思っています。
理由: 手数料(固定費)が高すぎる
今回のように、評価額が下がった時は特に固定費が気になります。単純に毎年6万円の支出をしてまで運用していく価値があるのかと問われると、現時点では無いと言えます。
しかし、じゃぁすぐにでも解約しようかというと実はちょっと悩ましい問題があるのです。
悩ましポイント① コロナショックからの回復傾向
現時点の評価損益はマイナスであり、ここでの撤退はいわゆる損切りというやつになります。
悩ましポイント② 手数料は四半期ごとに発生
(私の契約している)ファンドラップの手数料は四半期ごとに発生します。また、証券会社の担当者に確認したところ、四半期最終月の中頃からは手続き上解約できないということでした。
つまり、この記事を書いている6月末時点では次の四半期である7月〜9月分の手数料は既に発生してしまうことになります。
そうなると、7月入ってすぐに解約しても、9月中頃ギリギリまで待って解約しても掛かる手数料は変わらないことになります。
悩ましポイントまとめ 待つか、損切りするか
上記を踏まえると、解約のタイミングとしては
①9月中旬ギリギリまで待って、ある程度元本近くまで回復したら(ここはその時の状況により判断がまたありそうですが)そこで解約する
もしくは
②9月まで待っても回復するかは不明であるため、現時点で損切り(解約)をして、利益性と確実性の高いトラリピに切り替える
のどちらかです。
私は、①を選択することにしました。
理由は、ファンドラップが4月から6月までで20万近く価格が戻ってきているためです。
また、トラリピ自体へは結構ハイペースな入金をしており、細かな分析も出来ていないのにこれ以上大金をぶっ込んでいいものか若干悩んでいます。
このままどこまで戻るのかはわかりませんが、少なくとも9月までは様子を見ることにします。
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